フリー・イラストレーター、タケイエミコのプロフィールです。
MOREリポート「女性のからだ」、家庭画報、家の光、資生堂、日産、アルソア化粧品など企業PR誌表紙、
JR東日本めぐり姫キャンペーン、大森プリモキャンペーン、書籍装画・装幀、カレンダー、商品企画など。
有機無農薬の食材でもてなすオーガニックレストランの仕事は、「食」「農」「エコロジー」をカタチにできるジャンルなので、大事にしたいと思っています。
生産者との交流もありますが、全国で生産者が独自の商品を開発しているなかパッケージ創りなどでどんどん参加し、地域の思いをカタチにしていきたいと思っています。
「湾」「波止場」「せいよう広場」「濱町」「豆菴」他
「多田克彦」「サントリーデリカメゾン」「エキストラバージンオリーブオイル」「ワタミフード」「若返り粉」「辛味鶏」他
「OUR KITCHIN」 ペーターズギャラリー
新鮮な野菜や果物、おしゃれなテーブルコーデイネートでさわやかなキッチンを提案しました。
1995年に「土と水の結展」を結グラフイックチームとして、文藝春秋社にて開催。宮城の漁師「畠山重篤氏」と岩手の百姓「多田克彦氏」と都市に住むクリエイターとのコラボレーションを企画制作。
「自然と人との関わり」をテーマに井上ひさし氏と生産者とのシンポジウムを開いたり、収穫した食材をお客さまに味わって頂いたり、五感に響く試みが好評を得ました。
空間はすべて生産者になじみが深い段ボールを使用しました。
「土と水の結展」はこの年のADC年鑑環境空間デザインに入選しています。
現在、「自然と人」というテーマのもと、第一次産業の生産現場を訪ねたり、和紙を使った作品創りなどをライフワークにしています。
日本のあちこちに在る沢山の「宝物!」をかたちにして伝えるのが、大きな楽しみです。
イラストはリキテックスをメインに発色を良くするため水彩絵の具を足しています。
筆先のタッチを強調させ画面全体に動きが出るようこころがけて描いています。
丁度書道で最初の線を入れるときのように、気を入れて。
絵の具を盛り上げて、角度をつけ複写しレリーフの持ち味を出したりもしています。
次いで良く使う画材は色鉛筆です。ほんのりとあたたかく包んでくれるような雰囲気が出せて好きな画材です。
最近作では水彩絵の具と組み合わせて使ったりもしています。
他にフレスコ画など土を素材に描くのが好き。自然素材を使った手触りのある表現を楽しんでいます。
使用する紙はすべりの良い水彩紙、クラシコファブリアーノやアルシュなど。
鉛筆のときはBBケントが使いやすいと思っています。
昔はリキテックスの感覚が好きではなかったけど、いつのまにやらメイン素材になっていました。
デジタルも質量を感じないのでいいなとはこっそり思っているんですよ。机も汚れないしね。
ただ描く楽しみ、というやつが捨てがたいということかな。
PainterやPhotoshopなどのデジタルで描くのはそのあたりがどうも物足りないというか、実感が薄く感じます。
パソコンに強い方ではありませんが、Macintosh環境でデジタル入稿も可能です。